第3回「大学1、2年生が就職したいと思う 企業・業種ランキング」調査  堅実性と趣味・憧れが入り混じる志向が浮き彫りに


与信管理ASPクラウドサービスを提供するリスクモンスター株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:藤本 太一、以下 リスモン)は、第3回「大学1、2年生が就職したいと思う企業・業種ランキング」調査結果を発表いたしました。

[調査結果]
(1)堅実な「公務員」か、趣味・憧れの「娯楽用具・がん具製造」「航空運輸」「情報サービス」か?
第3回「大学1、2年生が就職したいと思う企業・業種ランキング」のランキング1位は「地方公務員」回答率8.8%)となりました。次いで「国家公務員」が2位(同7.2%)、「任天堂」と「日本航空(JAL)」が3位(同4.0%)と続き、以下、5位「Google」(同3.6%)、6位「明治」、「アップル(Apple)」(同3.2%)、8位「集英社」(同3.0%)、9位「日本郵便」、「サンリオ」、「全日本空輸(ANA)」(同2.8%)となりました。(図表A、B)
業種別では、公務員が1位(地方公務員)と2位(国家公務員)を独占したほか、娯楽用具・がん具製造業が4社(任天堂、サンリオ、バンダイ、タカラトミー)と最も多い結果となりました。また、航空運輸業や鉄道業などの交通インフラ系業種は前回の5社から2社減少したものの依然として3社(日本航空、全日本空輸、東海旅客鉄道)がランクインしていることから根強い人気がうかがえます。
前回調査結果と比較では、1位「地方公務員」、2位「国家公務員」に変化はなく、「Google」(前回26位→今回5位)、「ヤフー」(前回54位→今回15位)の情報サービス業2社や、「タカラトミー」(前回70位→今回17位)、「サンリオ」(前回19位→今回9位)などの娯楽用具・がん具製造業が大きく順位を上げました。また、それ以外の業種では、「ソニー」(前回54位→今回12位)、「日本郵便」(前回48位→今回9位)が大幅に順位を上げる結果となりました。

(2)男性は交通系インフラ業(鉄道、航空)、女性は趣味・憧れの業種(出版、玩具製造)が人気!
就職先として望む企業を男女別に集計したところ、男性が望む就職先のランキング1位は、「地方公務員」(回答率11.9%)となり、「国家公務員」(同9.0%)が2位、「任天堂」(同6.8%)が3位と続きました。
一方、女性が望む就職先のランキング1位は「地方公務員」(回答率7.1%)となり、次いで「国家公務員」(同6.2%)が2位、「集英社」、「サンリオ」(同4.3%)が3位の順となりました。(図表C)
学年別と同様に男女別においても、全体でのランキングトップであった「地方公務員」、2位の「国家公務員」は、男女別においてもTOP2を占めており、高い人気を有していることが特徴として見られます。また交通系インフラ系業種においては、男性では、「日本航空(JAL)」、「全日本空輸(ANA)」、「東日本旅客鉄道(JR東日本)」、「東海旅客鉄道(JR東海)」、「西日本旅客鉄道(JR西日本)」など航空運輸業と鉄道業の人気が高い結果に対して、女性では、「日本航空(JAL)」1社のみのランクインとなっており、特に男性において、鉄道業の人気が際立つ結果となりました。

(3)就職先選定における学生の基準とは?
採用活動を行う企業にとって気になる就職先選定における学生の基準については、以下のとおりです。
就職先の選定において気になる点では、「給与額」(回答率47.4%)が1位、「残業時間」(同29.8%)が2位、「雇用形態」(同29.6%)が3位となりました。また、「給与額」の割合の高さが際立つ結果となり、学年別、男女別、学部別においても同様の結果となりました。(図表D)
将来望む就業の形としては、「やりがいのある仕事をしたい」(同34.2%)が1位、次いで「プライベートを優先させたい」(同19.6%)、「優良企業で安定的に働きたい」(同17.6%)と続きました。1年生男性においては、「出世して高収入を得たい」という意向が強い傾向も見られました。(図表E)
また、就職先において最低限実現したい生涯最高年収としては、「500万円以上600万円未満」(同18.2%)が最も多く、「400万円以上500万円未満」(同14.2%)、「1,000万年以上1,500万円未満」(同10.4%)の順となりました。民間企業の平均年収と言われる420万円(国税庁2015年)を満たす水準と考えられる「400万円以上600万円未満」(同32.4%)に全体の1/3近くの回答があり、1,000万円以上の高収入を志向する学生(同22.2%)を上回っている点からは、最低限平均年収を超えれば良いと考えている学生が多く存在していることを表しているともいえます。(図表F)
さらに、これらの志向に対して、大学1、2年生として、就職活動に備えて取り組んでいることを確認したところ、「授業の履修」(同43.2%)、「特に何もしていない」(同30.6%)、「アルバイト」(同27.2%)、「資格取得のための勉強」(同25.4%)の順となり、既に就職活動の準備を行っている学生が延べ7割いる一方で、3割の学生がまだ就職活動に対して意識が低いという結果となりました。(図表G)最後に、就職先を選定する際の意思決定手段について尋ねたところ、「親の意見を参考にしながら、自分の意志で決める」(同43.2%)が最も多く、次いで「自分の意志のみで決める。」(同30.8%)、「友人・知人の意見を参考にしながら、自分の意志で決める」(同22.0%)の順となりました。(図表F)

[総評]
今年も、学生の就職活動がスタートし、既に多くの学生が企業からの内定を得ている時期となりました。昨今、採用活動の一環として多くの企業がインターンシップに取り組んでいるように、優秀な学生を確保するためには、自社のビジョンや社風、仕事内容を学生に理解してもらい、就職先の選択肢の一つに加えることが非常に重要となります。その対象となるのが大学1、2年生であることから、本アンケートにおいて、数年後に就職活動を控えている彼らがどのように就職活動を捉えているかを調査しました。
実際に本アンケートのランキングTOP20を、2017年3月にリスモンが発表した就職活動生向けの「第3回 就職したい企業・業種ランキング」と比較すると、就活生と1、2年生では特徴的な違いが見られました。いずれも公務員が高い人気があるという共通点はあるものの、民間企業の選定においては、就活生では大手メーカーが多くランクインされていたのに対して、1、2年生では娯楽用具・がん具製造業や出版業、専門サービス業(音楽関連)が多くランクインされていました。1、2年生は、就職に対して漠然としたイメージしか持っていないために、志望する企業は自身の趣味や嗜好性の高いものに偏よる傾向が表れていると考えられます。(図表G)
大学1、2年生の彼らは、今後、学業や企業研究、業界研究を通じて、公務員と民間企業の選択や志望企業の選択について、より客観的で自分に合った企業を見つけていくことになります。数年後に本格化する就職活動に向け、彼らは次々に飛び込んでくる企業や社会の情報に対して自らが就くべき仕事を選別するために、人生に対するリスクマネジメントに取り組んでいく努力が求められます。一方、企業側は、学生の努力に応えるためにも、できるだけ早いうちから、学生に対して自社の仕事のやりがいや重要さ、素晴らしさ、会社としての魅力などをアピールする努力が求められます。そして、それらの努力は、最終的に自社をこの先数十年にわたって支え続けてくれる優秀な人材を獲得することに繋がることでしょう。

※ 本編はダイジェスト版です。詳細な内容は、以下掲載サイトよりご覧いただけます。
http://www.riskmonster.co.jp/rm-research/

[実施概要]
・調査名称 :第3回「大学1、2年生が就職したいと思う
企業・業種ランキング」調査
・調査方法 :インターネット調査
・調査エリア:全国
・期間   :2017年6月21日(水)~6月26日(月)
・調査対象者:大学1年生および2年生の男女個人
・有効回収数:500サンプル

■リスモン調べとは
リスモンが独自に調査するレポートのことです。これまでリスモンでは企業活動関連の調査として他にも「100年後も生き残ると思う日本企業調査」「環境への配慮が感じられる企業調査」や「この企業に勤める人と結婚したいアンケート調査」などを発表しております。
今後も「企業活動」に関するさまざまな切り口の調査を実施することで、企業格付の更新に役立てていくとともに、情報発信を行うことで新しい調査ターゲットの創出、新サービスの開発などに取り組んでまいります。
掲載サイトはこちら http://www.riskmonster.co.jp/rm-research/

■リスモンの概要(東京証券取引所第二部上場 証券コード:3768)
2000年9月設立。同年12月よりインターネットを活用した与信管理業務のアウトソーシングサービス、ASPサービス事業を開始しました。以来サービス分野を拡大し、現在は与信管理サービス、ビジネスポータルサイト(グループウェアサービス等)およびBPOサービスの3つを中核事業と位置づけ、事業展開しております。
リスモングループ法人会員数は、2017年3月末時点で10,838(内、与信管理サービス等5,541、ビジネスポータルサイト等3,039、その他2,258)となっております。
URL: http://www.riskmonster.co.jp/


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