転職理由ランキング発表 「ほかにやりたい仕事がある」が9回連続1位


~働く条件の転職理由が増加。「働き方」への関心高まる傾向も~

総合人材サービス、パーソルグループの株式会社インテリジェンス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:峯尾太郎)が運営する転職サービス「DODA(デューダ)」<https://doda.jp>は、2016年10月~2017年3月のあいだに「DODA」に登録した転職希望者のうち約3万5千人を対象に、転職理由についての調査を行いましたのでお知らせいたします。

※ DODA「転職理由ランキング」はこちら。https://doda.jp/guide/reason/

■総合結果 ~ “働き方”への関心が高まり、待遇や環境の改善のために転職を考える人の割合が上昇

<転職理由ランキング(総合)>


※前回比について:+0.5%以上…赤字、-0.5%以下…青字

今回は、2012年上半期(2012年4〜9月)から9回連続で「ほかにやりたい仕事がある」(12.8%)が1位に。次いで2位が「会社の将来性が不安」(9.7%)、3位が「給与に不満がある」(8.0%)という結果でした。

今回の特徴は、待遇や就業環境など、“働き方”を改善するために転職活動を始めた人の割合が上昇したことです。トップ10の中では、「給与に不満がある」「U・Iターンしたい」「残業が多い/休日が少ない」「土日祝日に休みたい」などの割合が増加しました。求人倍率の高い状態が続いていることに加え、“働き方”への関心が特に高まった時期であったため、転職理由に働く条件の改善を挙げる人が増えました。

本調査期間中、転職市場の求人数は増加し、2017年4月は調査開始(2008年1月)以来の最高値を記録しました。転職希望者にとっては希望条件が叶いやすい市況が続いており、就業環境や給与に不満を持つ人は、転職することでそれらの改善を図ろうと考えているようです。企業側も転職希望者のニーズに合わせて、求人内容に休日日数、残業時間、離職率の低さなど、働きやすさを訴求する求人が増加しています。(DODA編集長  大浦 征也)

<転職理由の経年変化(半期ごと)>

■業種別 ~ 「サービス」、「小売・外食」では、「残業が多い/休日が少ない」の割合が上昇
8業種別での転職理由の1位は、「メーカー」以外の7業種では「ほかにやりたい仕事がある」、「メーカー」では「会社の将来性が不安」となりました。また、5業種(「IT・通信」「金融」「メーカー」「商社・流通」「小売・外食」)で「会社の将来性が不安」の割合が上昇しています。転職市場に求人数が多く、業種や職種のバリエーションが幅広い今のうちに、より将来性があると見込む会社への転職を考える人が増加したようです。

「IT・通信」では、2位の「給与に不満がある」が1年前の調査と比べると2.0pt上がりました。「IT・通信」の経験者は、より上流工程の仕事が多い会社や、利益率の高い会社へ転職することで年収が上がる傾向にあるため、転職したいと考える人が増加しています。求人数も多いため、転職求人倍率も、業種別でみるともっとも高く、本調査期間中に6~7倍で推移しています。

「サービス」、「小売・外食」では、「残業が多い/休日が少ない」の割合が上昇しました。どちらの業種も求人数の多い状況が続いており、残業規制を行うなど、従業員の就業環境の改善に力を入れている企業が増えています。そのため、これまでの経験を活かせて、働く時間を改善できる求人があれば転職したいと考える人が増えているものと推察されます。

<業種別の転職理由>

■男女別 ~ 男女ともに働く条件に関する転職理由の割合が上昇
「男性」の転職理由は、1位~7位までと10位は前回と同じでした。2位「会社の将来性が不安」(前回比+0.6pt)は前回減少していたため、前々回の2016年5月と同じ水準となっています。男性の特徴として、給与や勤務時間、勤務地など働く条件に関する不満を転職理由に挙げる人の割合が上昇傾向で、今回も3位「給与に不満がある」(前回比+0.4pt)、4位「残業が多い/休日が少ない」(前回比+0.2pt)、6位「U・Iターンしたい」(前回比+0.5pt)を挙げる人は増加しました。近年家事育児へ積極的に参加する人が増えているため、転職する際も職場環境を重視する傾向にあるようです。

「女性」の転職理由は、1位「ほかにやりたい仕事がある」(13.2%)、2位「残業が多い/休日が少ない」(7.2%)、3位「給与に不満がある」(5.9%)でした。「家庭環境の変化によるため」は、2016年5月の調査の際にTOP10に戻ってから2回連続で上昇が続いています。結婚や出産などライフイベントを経ても働き続けることを希望する人は増えており、勤務地や就業時間など、数年先を見据えて希望の生活ができる仕事に転職する人が増加傾向です。

<男女別の転職理由>

※ 職種別・年収別のデータなど、調査結果の詳細はDODAサイトにて公開しています。http://doda.jp/guide/reason/

■調査概要
【データ出典】DODAサービスにご登録いただいている方のデータを元に集計
【データ抽出期間】2016年10月~2017年3月
【有効回答数】35,646件
※調査結果の「割合」は、小数点第二位を四捨五入して記載しています。順位は異なっているものの割合が同じ箇所があります。
※割合の数値は、小数点第二位を四捨五入して記載しているため、今回調査と前回調査の差が前回比の数値と一致しない場合があります。

■解説者プロフィール DODA編集長 大浦 征也(おおうら せいや)

2002年株式会社インテリジェンスに入社し、一貫して人材紹介事業に従事。法人営業として企業の採用支援、人事コンサルティング等を経験した後、キャリアアドバイザーに。転職希望者のキャリアカウンセリングや転職活動サポートに長年携わる。担当領域は、エンジニアから営業・販売、管理部門まで多岐に渡り、これまでに支援した転職希望者は10,000人を超える。その後、DODAキャリアアドバイザーの総責任者、法人営業部隊も含めた地域拠点(札幌、仙台、静岡、名古屋、大阪、広島、福岡等)の総責任者等を歴任し、現職。JHR(一般社団法人人材産業サービス協議会)キャリアチェンジプロジェクト、ワーキングメンバーにも名を連ねる。

「DODA」について https://doda.jp
「DODA」は、「いい転職が、未来を変える。」をブランドスローガンに掲げ、転職希望者と求人企業の最適なマッチングを提供する転職サービスです。求人数は10万件以上。求人情報が探せる転職サイトとしての機能に加え、転職のプロが一人ひとりに合った求人を紹介するエージェントサービスや、オファーが企業から直接届くスカウトサービス、日本最大級のDODA転職フェアをはじめとするイベントや各種診断サービスなど、多様なサービスをワンブランドで展開しています。

「PERSOL(パーソル)」について https://www.persol-group.co.jp/
パーソルは、2016年7月に誕生した新たなブランドです。ブランド名の由来は、「人は仕事を通じて成長し(PERSON)、社会の課題を解決していく(SOLUTION)」。働く人の成長を支援し、輝く未来を目指したいという想いが込められています。
パーソルグループは、人材派遣のテンプスタッフ、人材紹介や求人広告のインテリジェンスをはじめとし、ITアウトソーシング、設計開発にいたるまで、国内外90社を超える幅広い企業群で構成されています。グループのビジョンである「人と組織の成長創造インフラへ」を実現するために、労働・雇用の課題の解決に総合的に取り組んでいます。


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